特定社会保険労務士の加藤です。
『ソウルメイト』 https://eiga.com/movie/100746/
コロナ禍の2021年に公開された『ソウルメイト 七月(チーユエ)と安生(アンシェン)』https://eiga.com/movie/95164/
の韓国リメイク、いわゆるシスターフッドものです。元々の作品が良かったので逡巡しましたが、キム・ダミ主演では結局観にいかない選択肢は無く初日に行きました。結果大満足でした。中国版の良いところを壊さずに、新たに27クラブのエピソードを入れたのも秀逸。中国版のチョウ・ドンユィとキム・ダミの演技を比べるのも良いです。
2024年は社会保険の適用拡大によって、倒産と失業者がさらに増えていく YAHOO!2024.2.7
https://news.yahoo.co.jp/articles/3bbb3a14a53a1ae370d09439f8754bc3fa649095
最近、改めて「社保倒産」が言われるようになってきました。
四半世紀前2000年前後は、拓銀や山一の倒産などで景況最悪でした。そんな中、当時の社会保険事務所(現在の年金事務所)が、倒産寸前の会社(確か東北)に差し押さえに入って息の根を止めたニュースが流れたことを覚えています。その後四半世紀経ちますが、
・介護保険開始
・賞与の保険料率を同率に
・建設業や運送業などに業界の仕組みを利用して社保加入を強制等々、年々重税感(まあ、税金ですね…)が増しています。
で、コロナ禍で猶予されていた保険料の徴収に青息吐息の中、2024年は適用拡大です。
これまで社会保険は、1週間の所定労働時間および1ヶ月の所定労度日数が、同じ事業所の正社員の4分の3以上が要件でした(逆に言うと達しなければ社保未加入OK)。
それが2016年10月から
・ 月の給与が8万8,000円(年収だと約106万円)以上
・ 2か月を超える雇用の見込みがある
・ 所定労働時間が週20時間以上
・ 学生ではない
・ 従業員数が501人以上の企業、または社会保険への加入についての労使合意がある501人未満の企業に勤務している
に変わりました。最後の条件が、2022年10月より101人以上になり、今年の10月から51人になります。
さすがに今働いているパート社員を週20時間未満にするのは難しいでしょうし(そもそも人手不足)、加入させざるを得ないことになると思います。会社負担が約15%あるわけで、今でもギリギリの中小零細企業にとっては、キャッシュが回らなくなり、倒産が増えることが容易に想像できます。出来れば“想像”で済むと良いのですが。
インボイス、電子帳簿保存法、運送業の2024年問題、、、 日本の会社員の99.7%が中小企業で勤務しているのに、どこを向いているのでしょうか?
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