社労士の村田です。
来週から5月ですね、新緑が気持ちのいい季節となりました。
4月の入社後に『健康保険証はまだですか』というお問い合わせがありますが、今年の12月2日からはマイナ保険証に統一されるため、
来年の新卒の方のお手元には健康保険証は届かなくなります。
来年はこの問い合わせがなくなるか、むしろ健康保険証来ないのですが!のお問い合わせが増えるのか…あまり浸透していないマイナ保険証統一についてお知らせできればと思います。
12月2日より健康保険証の新規発行・再発行は廃止
今年の12月2日以降に入社された方や失くした方には健康保険証の交付はありません。
『マイナ保険証?マイナンバーカード持っていません…』
『マイナンバーカードはあるけど、保険証として登録してないです!』
という上記のような方は、資格確認書が発行され、健康保険証代わりに使用となります。
また、今お手元にある健康保険証は来年の12月1日まで使用可能です。
資格確認書
今までの健康保険証に変わる資格確認書ですが、保険者(協会けんぽ、健康保険組合、市町村など)から発行され、マイナンバーカードなくともこちらがあれば医療機関に受診できます。
現在の資格確認書の情報は、
・有効期限がある(5年間の予定)
・申請なく「資格確認書」が交付される
ということです。
(当初と異なり申請なく発行されるようです。発行に関する詳細は未定です。)
🔗厚生労働省サイト:マイナンバーカードの健康保険証利用について🔗
マイナンバーカードを読み取ってみた!
実際にお見せした方が分かりやすいかと思い、
私は健康保険証として登録しているので、
スマホとマイナンバーカードを用意し、アプリ(ウサギのアイコンのマイナポータル🐰)を起動してみました。
↓ログイン(初回は登録する)
↓パスワード入力してマイナンバーカードにかざす
これで、マイナポータルに入れました。
※マイナポータルは行政手続のオンライン窓口です。
マイナポータルの内容
マイナポータルの記載事項を確認すると健康保険に関する部分には、
自分の社会保険の取得日と会社名、高額療養費のときに使用する所得区分などが記載されています。
窓口機械の不具合時の受診用にPDFなどでダウンロードするものなどもありました。
また、医療費情報と投薬情報も載っています。
医療費情報はこのように年度をクリックすると詳細が見れます。
(加工済。2022年の公費投入は新型コロナですね。)
↓クリックすると
医療機関名(黄色部分・今回は歯科医院)の名前と金額が出ています。
(歯ぎしりしがちで、歯の保護をしています…笑)
投薬情報も載っていて、自分の通院状況などいろいろ見てしまいます。
ちなみにこれまですべて健康保険証で受診しているのですが、
マイナンバーでいろいろ紐づいてること実感します。
(年間医療費のお知らせなどくるので、一人一人の診療情報紐づいているのは当たり前ですが。)
年金や税も紐づけるとより自分の情報がスマホで確認、申請などできそうですね!
秋になる前にはいろいろ詳細まで決まりそうですが、
資格確認書の発行タイミングなどいろいろ気になる点があります。
また、使用していないのでマイナンバーカードの有効期限忘れそうだな…という心配も。(そもそも発行後に取りに行くもの一苦労ですし…)
当初申請して資格確認書発行や有効期限は1年限りなどでしたが、
いろいろと変更があり、今後も変わっていきそうな気も…また追加情報あれば更新していきたいと思います。
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