社会保険労務士法人ぶれす

2025.03.21

『貧困と脳』

社会保険労務士の加藤です。

札幌に移住した理由の一つに花粉があります。今年は例年以上に大量の花粉が飛散しているとのこと、想像するだけでも恐ろしい

札幌も花粉は飛んでいるようですが、とにかくスギが無いのはありがたい限りです。

 ただ、花粉症は出ないのはありがたいですが、ここ34年ほど体調不良に悩まされてきました。とにかく、何をしても疲れがとれずで、

・体を動かそうとしても、すぐに力が入らなくなる。

・集中力が続かず、本を全く読めなくなった。

・仕事でも、簡単なメールの返信が出来ない。このメール返信が出来ないというのは想像できないかもしれませんが、キーボードを前にしても指を動かすことが出来ない、、、これを、普通に出来る方に説明するのは難しいです。

病院で検査をしても、整体に行っても、何しても理由が分かりませんでした。そうはいっても最低限の仕事はしなければならないので、端から見れば大げさですがムチを打ってやっていた状況でした。キツかったのは、お客さんのところに行って話すことは以前通り出来るのですが、その後やたら反動があり110時間睡眠が続くような状態になり、そうなると24時間の内まともに使える時間がほぼ無い感じでした。ディスプレイを前にしているのですが。

そんな状態が今も続いていますが、最近ようやく少しまともになってきた気がします。良くなってきた感覚としては、もちろん仕事が進められるようになったこともありますが、ここ何年か全く見なかった夢を見るようになったことがあります。ということは、いわゆるリセット出来ずだったということですね。おそらくそれだけ”脳”が疲れていたのかもしれません。

『貧困と脳』~「働かない」のではなく「働けない」 鈴木大介著 幻冬舎新書

先日移動の際、軽く読みたいと思って買った本で、ここに答えが書いてあると思いました。人によって症状も程度ももちろん異なりますが、「働けない脳」を持つと健常者を前提とした社会で生きていく困難さが、今では実感として理解できます。

30年くらい前までといわゆる仕事を比較してみると、現代の方がはるかに密度が高いです。昔は、どんな忙しい仕事でも、基本人間が中心で回らざるを得なかったわけで、士業でもお使いのような仕事もありました。今は、外回りのような仕事が減った代わりに、一つのメールにExcelファイルが何本も添付され、それが一気にやってくるわけです。もう「若い奴らは」なんてことをいう年寄りはいないと思いますが、マルチタスクをこなせる現代の労働者の方が仕事の密度ははるかに高いです。

逆に言えば、マルチタスクをこなすことでに高い負荷がかかっているわけで、こなせる人は日頃からのケアをしておくことが必要になってきます。どうケアをすれば良いかですが、私見としては、とにかく脳を休めることです。

・朝、日光を浴び、少し早足で歩いてみる

・夜、横になってからスマフォを開かない(できれば寝る前数時間ディスプレイを見ない)

くらいで良いので、ぜひやってみてください。


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