社会保険労務士法人ぶれす

2024.11.22

好評!従業員さん向けの就業規則勉強会とは?

こんにちは。
特定社会保険労務士の延島です。

ぶれすでは9月~11月は出張が多めです。
顧問先の動物病院様も社労士事務所も繁忙期が過ぎ、少し落ちつく時期だからです。
決して気持ちのよい季節に旅行しようなどと邪まな気持ちではない。。。です。
今回は、栃木、青森、奈良、北海道、長野、愛知に行きました。
私は泊まりで行くことが多いですが、早朝に出て日帰り(!)した職員もいてお疲れ様でした。
直接お会いできると、病院の雰囲気がよくわかりますし、助成金をサポートして購入した設備を見ることもできて勉強になります。
お時間があえばスタッフさんとお話することもあります☺

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ぶれすでは、従業員の方向けに就業規則を学ぶセミナーをやっています。
就業規則セミナーというと、事業主の方や労務担当の方向けのものが多いので、従業員向けとは???と思われるかもしれません。

実はある動物病院さんからのご依頼からスタートしたものでした。
就業規則をせっかく作っても誰もみないし、それでは意味がないのではないか。
仕事への考え方、スタッフが将来を考えられる職場にしたい、職場のルールをみんなで共有したい、というご相談でした。

もともと、ぶれすでは就業規則作成のご依頼をいただくと、あわせてルールブックの作成もお薦めしています。
労働時間や給与や福利厚生など、ポイントとなるところを従業員の方が読みやすいようにまとめたものです。
就業規則から知りたいことを探すのはなかなか大変ですが、ルールブックがあれば新入社員へ配布したりできるので、基本的な職場のルールを周知するうえでとても有効です。

ただ、どうしてこの制度ができたのか、という事業主の方の想いはこれだけでは限界があります。

セミナーでは、単純にルールだから、ではなく、なぜそのルールが存在しているのか、どうしてこの制度を導入したのか、仕事をするうえで大切に考えていることをお伝えすることで、従業員のみなさんが、職場での将来や働き方に興味をもっていただけます。

セミナー内容のチラ見せです。
【セミナー内容】
🐕就業規則本則について
 ・○○規程とかいろいろあってよくわからない、そもそも就業規則ってなに?
 ・どうして就業規則が必要?
 ・働くルール 勤務時間、休日を知ろう
 ・しっかり働きしっかり休む、有給休暇ってなに?いつから取れるの?
 ・服務(NG行為)ってなに?
 ・制裁とか怖いことが書いてあるんですけど。。。
 ・退職するとき
 ・突然の病気ケガで1カ月入院!辞めなくちゃいけない?そんなときの「休職制度」や「傷病手当金」
 ・動物病院あるある、保定中に噛まれたりケガしたら、そんなときは「労災」を使おう
 ・健康診断は義務?費用は?健診時間は労働時間になる?

🐕給与について
 ・とっても大事な皆さんの賃金を知ろう
 ・割増賃金の計算方って?休日出勤は何割増し?
 ・遅刻したら給与が減りました。計算方法は?
 ・やっぱり期待!ボーナスはいつ出るの?

🐕退職金規程
 ・当院には退職金制度があります!
 ・いつから?いくら?退職金制度の中身を知りたい!

🐕育児介護休業規程
 ・産休、育休ってよくわからないけど、休めるんですよね?
 ・国からお金がもらえるって聞いたんですけど本当ですか?
 ・復帰するときはパートになるんですか? 

🐕ハラスメント防止規程
 ・これってパワハラ?
 ・パワハラって言われた。。。
 ・後輩が悩んでる。助けてあたいけどどこにいえばいいの?

🐕社員割引制度規程
 ・嬉しい福利厚生!社割の使い方は?
 ・いくらまで割引になりますか?

チラ見せだけでもかなりのボリュームがあると思われるのではないでしょうか。
実際にその通りです。
だからこそ、一方的にルール説明を伝える説明会ではなく、自分ごととしてとらえてもらうような視点でまとめています。

ご希望により質疑応答の時間を設けています。(お薦めです)
意外に感じられるかもしれませんが(私も意外でした)、かなり活発に質問やディスカッションが行われます。
・退職金制度がほしい
・残業時間の計算がよくわからない
・有休を取ろうとしたら人がいないから無理と言われた
・前の動物病院ではこんな制度があったけど、どうしてここにはないんですか?
・慶弔見舞金や休暇制度がほしいです
・有休の残日数をわかるようにしてほしいです
などなど、皆さん労務に関する関心は年々上がっていると感じます。

時には事業主さんにとっては耳が痛い内容もあります。
何もしなければそのまま過ぎていったことが、セミナーをやることで取り組む課題が増えてしまうこともあります。
ただ、通常の業務中では、改めて伝えることはなかなか難しいでしょう。
セミナーという形式を通じて、従業員さんと職場のコミュニケーションを深めることができます。

聞いている従業員の方は「正直、業務と直接関係ないし忙しいのに迷惑…」という空気から(失礼)
だんだんと興味深い表情なっていくのを見ると嬉しく感じますし、それだけ労務に関心があるということを事業主さんは踏まえておく必要があると引き締まります。

従業員さんの想いを知ると同時にこちらの考え方を知ってもらう貴重な機会。

ご参考にしてください。

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先日、母と奥飛騨旅行をしてきました!
新穂高ロープウェイの終点「西穂高口駅」で売っている「頂チュロス」(「頂」って見えますか?)を絶対に食べると決めてました!
甘さは控えめ、標高2156mの絶景で美味しく頂きました😋
次は登山にも挑戦したいです!


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