社会保険労務士法人ぶれす

2023.07.28

長期休暇でレジリエンスを高める!

こんにちは。特定社会保険労務士の延島です。
全国的に梅雨明けが発表され、夏本番ですね。
35度以上の猛暑日に外出すると数分でも皮膚がジリジリしてきます。

 

唐突ですが、今日からFUJI ROCK FESTIVAL ’23(フジロックフェスティバル ’23)が始まりました。
苗場スキー場で3日間、国内外のアーティスト200組以上が出演する野外イベントです。

なぜこのような話題かというと、先日、ご訪問した顧問先の従業員の方が、毎年これに参加することが生きがいで、夏休みをこの時期に必ず取得しているんですというお話を聞きました。
実は、私も、フジロックが1997年に初めて開催された年から10年以上、毎年夏休みを取って行っていました。
現在の苗場スキー場になったのは第3回からですが、3日間のチケットが当時は4万円弱、さらに交通費、宿泊費、飲食費と10万円近くかかります。
20代の私にとっては、目を見張る金額で、また全日程参加するため、前後の移動のためのお休みも含めて、一週間近くの連続休暇をとることも勇気がいりました。

4泊5日のテント生活、当時は入浴も簡単ではなく、お世辞にも快適とは言い難いですが、朝から晩まで寝ても覚めても音楽があふれている日々・・・
自宅に帰った翌日は1日中眠っているほ疲労困憊でしたが、自分でも驚くほどリセットできて清々しく仕事に復帰できました。
海外旅行などに興味がなかった当時の私ですが、非日常に身をおくというのはこういう事なんだなぁと、どんどんはまっていきました。
バイクでの参加に憧れて中型免許を取得したり、テント生活を快適にするためエアマットやポータブルのシャワータンクを購入したり、半年以上前のチケット取得から参加まで友人と準備する時間もとても楽しいものでした。

今も昔も仕事と私生活のオンオフが苦手な私は、強制的に日常と切り離されることにより、最近注目の「レジリエンス」(再起する力)を高め回復していたのだと思います。

 

少し古い資料ですが、「第9回仕事と生活の調和に関する検討会議」の資料でも、1~3日の短期休暇の効果が「健康増進」が第1位なのに対し、1週間以上の長期休暇は「家庭生活の充実」や「自己啓発の機会拡大」といったものが見られます。

 

さて、ぶれすでは毎年1週間ほど夏季休業をいただいています。
今年は8月9日~8月15日まで。
6月~7月の繁忙期、慌ただしく残務処理を片づけて、一週間お休みします。
長期休暇というほどではありませんが、仕事から離れて心身を休めてリフレッシュして、また下半期を頑張りましょう、というそんな思いで、毎年休業させていただきます。(本当は自分が一番休みたいとうのがあります苦笑い)
皆様にはご不便をおかけしますが、サービスの質を高めて貢献できますよう努めてまいりますので、何卒宜しくお願い致します。

 

(おまけ)フジロックの経験をロック・ジェットという雑誌に寄稿したのも、恥ずかしながら良い思い出です。

 


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